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家族葬を「安さ」だけで決めない――残したい時間から考える | 徳島・香川の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

家族葬の花水木 葬儀屋の(副)社長ブログ

家族葬を「安さ」だけで決めない――残したい時間から考える

2026年07月30日
家族葬を「安さ」だけで決めない――残したい時間から考える

「家族葬なら、費用も負担も小さくできるはず」。そう考える方は少なくありません。

けれど私は、家族葬を「安い葬儀」という言葉だけで決めてほしくないと思っています。最初に考えたいのは金額の大小ではなく、誰と、どれくらいの時間を過ごし、何を伝えておきたいのかです。

家族葬でも、なぜ想定とのずれが生まれるのか

2026年7月28日に公表された民間調査では、親の葬儀で喪主を務めた全国の50歳以上602人のうち、47.3%が葬儀費用を「想定していたよりも高かった」と回答しました。通夜と告別式を行う家族葬を選んだ回答者では、その割合が53.8%でした。

これは、家族葬が高い、あるいは安いと一括りにできるという話ではありません。葬儀の内容は、参列する方の人数、日程、会場、宗教的な儀礼、料理や返礼品などによって変わります。調査結果が教えてくれるのは、「家族葬」という名称だけでは、実際に必要な内容までは決まらないということです。

一般に家族葬は、近しい方を中心にお見送りする形を指します。花水木の家族葬についてのご案内でも、人数だけでなく、故人様とご家族がどのような時間を過ごしたいかを大切にしています。

葬儀の形式より先に、四つのことを話してほしい

ご家族で葬儀を考える時、私は次の四つから話してほしいと思います。

  • お別れを伝えたい人は誰か
  • 通夜や告別式に、どのような時間を残したいか
  • 宗教的な儀礼や地域の慣習をどう考えるか
  • 費用をかけても守りたいものと、見直せるものは何か

この順番で考えると、形式の名前にご家族を合わせるのではなく、ご家族の希望に合う形式を選びやすくなります。まずお葬式のスタイル・プランを見比べたうえで、通夜を行わない一日葬、通夜や告別式を行わない火葬式、より簡素な形を検討する方への直葬のご案内など、それぞれの違いを確認することが大切です。

形式を小さくすることと、感謝まで小さくすることは同じではありません。長い式が正しいわけでも、短い式が冷たいわけでもない。大切なのは、選んだ形の中で「ありがとう」を伝えられる時間が残っているかどうかです。

見積書は、家族の希望を形にした結果であるべきです

見積書を受け取った時、合計金額だけを見ても、納得できる葬儀には近づきません。何が含まれているのか。人数が変わると何が変わるのか。料理、返礼品、宗教者へのお礼など、葬儀社の見積もりとは別に考える項目があるのか。一つずつ確認する必要があります。

料金は地域や内容によって異なるため、確認できない金額をここで断定することはできません。だからこそ葬儀社には、専門用語で押し切らず、ご家族が判断できる言葉で説明する責任があります。

花水木が一日一家族貸切と一施工一担当制を大切にしている理由も、最初の相談から最後のお見送りまで、ご家族の希望と変化を一つの流れとして受け止めるためです。仕組みは宣伝のためではありません。やり直しのきかない時間を守るためにあります。

家族葬は、誰を遠ざけるかではなく、誰と感謝を伝えるか

「家族だけで送る」と決めた後で、故人様と親しかった方の顔が浮かぶことがあります。反対に、大勢へ声をかけることが、ご家族の負担になる場合もあります。

正解は一つではありません。親族という呼び名だけで線を引くのではなく、故人様との関係を思い浮かべながら、知らせたい方、会っていただきたい方を考える。参列をお願いしない場合でも、後日お伝えする方法を考える。そこまで含めて、お別れの形だと私は思います。


よくあるご質問

Q. 家族葬なら、費用を抑えられますか?

A. 参列人数や日程、会場、料理、返礼品、宗教的な儀礼などで内容が変わるため、家族葬という名称だけでは判断できません。希望する内容と見積もりに含まれる項目を一つずつ確認することが大切です。

Q. 家族葬には、どこまでの人を呼べばよいですか?

A. 一律の範囲はありません。親族の範囲だけで決めず、故人様との関係や、ご家族が一緒にお別れしたい方を話し合って考えてください。

Q. 葬儀の形式がまだ決まっていなくても相談できますか?

A. 形式を決める前の段階でも相談できます。誰に知らせたいか、どんな時間を残したいか、何が不安かを整理するところから始められます。

名前ではなく、残したい時間から一緒に考えます

家族葬、一日葬、火葬式、直葬。どの形式にも、それを必要とするご家族がいます。だから私は、形式そのものに優劣をつけるべきではないと思っています。

私たちが向き合うべきなのは、プラン名の向こう側にいる一人の故人様と、一つのご家族です。何を残したいのかを伺い、必要なものと見直せるものを分かる言葉でお伝えする。その積み重ねが、納得できるお別れにつながります。

まだ何も決まっていない時こそ、遠慮なく事前相談・資料請求をご利用ください。安さという言葉だけで急いで決めるのではなく、最後に残したい時間から、一緒に考えていきます。