会員登録で今すぐ大幅割引
無料でお届け資料請求
お悩み事即解決

お客様サポートダイヤル

【香川】0120-056-873

【徳島】0120-3158-94

無料資料請求はこちら

墓じまいの費用は誰が払う?親族で揉める前に決めたい4項目 | 徳島・香川の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

家族葬の花水木 葬儀屋の(副)社長ブログ

墓じまいの費用は誰が払う?親族で揉める前に決めたい4項目

2026年07月27日
墓じまいの費用は誰が払う?親族で揉める前に決めたい4項目

「墓じまいをしたいけれど、費用は誰が払うのか」

兄弟で均等に出すのか。長男が負担するのか。お墓を継いだ人が払うのか。話を切り出せないまま、時間だけが過ぎているご家族も少なくありません。

私の結論は、墓じまいの費用を誰が払うかについて、全国一律の決まりはないということです。

「長男だから」「お墓を継いだから」と一人に押しつけるのではなく、工事や新しい供養先を契約する前に、親族で4つの項目を整理する必要があります。

墓じまいの費用は長男や承継者が払うのか

民法では、墳墓や仏壇などは、通常の相続財産とは別に祭祀を主宰する人が承継するとされています。しかし、祭祀承継者になった人が、墓じまいにかかる費用をすべて負担すると定められているわけではありません。

墓地の使用名義人、祭祀承継者、石材店などとの契約者、実際に代金を支払う人は、同じ人とは限りません。

大切なのは、「誰が手続きを進めるか」と「誰がいくら負担するか」を分けて考えることです。

祭祀承継の基本は、e-Gov法令検索「民法第897条」で確認できます。

親族で揉める前に決めたい4項目

1.現在の墓地使用者と祭祀承継者は誰か

最初に確認するべきなのは、誰が長男かではありません。現在の墓地使用名義人は誰か、お墓や祭祀を受け継ぐ人は誰かです。

  • 墓地使用許可証や使用契約書の名義
  • 名義人が亡くなっている場合の承継手続き
  • 誰が改葬許可を申請するのか
  • 誰が親族や墓地管理者との窓口になるのか

ここが曖昧なままでは、見積もりを取っても契約できない場合があります。親族の一人だけで話を進めれば、後から「聞いていない」という問題にもなります。

2.現在の墓地や寺院に何を確認するか

墓じまいは、石材店へ墓石撤去を頼めば終わる仕事ではありません。

  • 墓所の返還条件と撤去範囲
  • 指定石材店の有無
  • 原状回復や完了検査の有無
  • 管理料などの未払いがないか
  • 遺骨の埋蔵証明をどのように取得するか
  • 寺院墓地の場合は、法要や檀家関係をどう整理するか

寺院や墓地管理者には、工事を契約した後ではなく、検討を始めた段階で相談するべきです。話す順番を間違えると、必要以上に関係がこじれることがあります。

3.遺骨をどこへ移し、今後は誰が守るのか

墓石を撤去する前に、新しい供養先を決めます。一般墓、納骨堂、樹木葬、永代供養墓、合葬墓など、選択肢によって契約条件は大きく異なります。

  • 遺骨が個別に安置される期間
  • 期間終了後に合祀されるか
  • 納骨後に遺骨を取り出せるか
  • 年間管理料や更新料があるか
  • 将来の連絡先や承継者が必要か

特に合祀された遺骨は、後から個別に取り出せない場合がほとんどです。金額だけでなく、後戻りできる選択かどうかまで確認しなければなりません。

4.誰が、どの費用を、いつ支払うのか

墓じまいの費用は、一つの請求だけではありません。

  • 行政手続きや証明書に関する費用
  • 遺骨の取り出しと移送にかかる費用
  • 墓石や外柵、基礎の撤去と原状回復費用
  • 法要を行う場合のお布施
  • 新しい供養先の使用料や納骨料
  • 今後の管理料や供養料

親族間では、均等に負担するのか、割合を決めるのか、誰かが立て替えるのか、見積額を超えた場合はどうするのかまで話し合います。

口約束だけにせず、見積書に沿って簡単な合意メモを残すことをおすすめします。お金の話を記録するのは冷たいことではありません。後から家族関係を壊さないために必要な配慮です。

改葬許可と墓石撤去は別の手続きです

すでに墓地や納骨堂へ納められている遺骨を、別の墓地や納骨堂へ移す場合は、現在遺骨がある市町村の改葬許可が必要です。

一方、墓石の撤去や墓所の返還は、墓地の規則や使用契約に基づいて進めます。改葬許可を取得しただけで、墓じまいのすべてが完了するわけではありません。

高松市も、遺骨を別の墓所へ移す手続きと墓所返還について、それぞれ確認するよう案内しています。詳しくは、高松市「市内の墓地等からお骨を移すとき」で確認できます。

香川県内、徳島県内でも、必要書類や墓所返還の手続きは自治体や墓地によって異なります。最初に現在のお墓がある市町村と墓地管理者へ確認してください。

墓じまいは、お墓をなくすだけの作業ではありません

私は、墓じまいとは、これまで守ってきたご先祖様への感謝を、今の家族が守れる形へつなぎ直すことだと思っています。

遠方でお墓参りが難しい。子どもに負担を残したくない。承継する人がいない。理由はご家族によって違います。墓じまいを選ぶことが、ご先祖様を粗末にすることではありません。

ただし、急いで契約し、親族への説明を後回しにすれば、取り返しのつかない選択になることがあります。

花水木は、ご家族に代わって結論を決めるのではなく、墓地の名義、寺院との関係、新しい供養先、費用負担を一つずつ整理します。何を誰に確認すればよいか分からない段階でも、ご相談ください。

葬儀や供養の選択肢を考える際は、葬儀・供養の豆知識葬儀プラン各会館のご案内も参考にしてください。花水木の姿勢は花水木が選ばれる理由でご紹介しています。整理段階のご相談は事前相談からお問い合わせいただけます。

よくあるご質問

Q. 長男が墓じまい費用を全額払うのですか

A. 長男が全額負担すると定めた全国一律の法律はありません。墓地の使用契約、祭祀承継者、事業者との契約名義、親族間の合意を確認して決めます。

Q. 墓じまいには兄弟全員の同意が必要ですか

A. 相続人全員の署名を必ず求める全国共通の規定ではありません。ただし、墓地の規則や祭祀承継の状況によって必要書類は異なります。法的な要件とは別に、親族間の争いを避けるための事前説明は必要です。

Q. 新しい納骨先は墓石を撤去した後に決めてもよいですか

A. 改葬許可申請では改葬先を記載し、自治体によっては受入証明書などが必要です。原則として、先に新しい供養先を決めてから手続きを進めます。

墓じまいは、費用だけで決める問題ではありません。誰が受け継ぎ、誰が負担し、これからどのように手を合わせていくのか。それを家族で確かめる時間です。

葬儀が終わった後の不安にも、私たちは逃げずに向き合います。大切な方の生きた証を、次の世代へ無理なくつないでいける形を、ご家族と一緒に考え続けます。