皆さんは、葬儀が終わった後のことまで考えて、葬儀会館を選んだことがあるでしょうか。
今、家族葬を希望される方が増えています。親しい家族だけで、静かに、気を遣いすぎずに、大切な人を見送りたい。そう考える方が増えるのは、とても自然なことだと思います。
それに合わせて、貸切型の葬儀会館も増えてきました。一日一組で使える会館、少人数でも落ち着いて過ごせる式場、家族だけでゆっくり向き合える空間。これは、今の時代に必要な変化です。
ただ、私は現場に立つ中で、もう一つ大切な視点があると感じています。
葬儀は、火葬が終わればすべて終わるものではありません。
四十九日、一周忌、三回忌。ご家族がもう一度集まり、故人様を思い出し、手を合わせる時間があります。だからこそ、これからの葬儀会館は「葬儀を行う場所」だけではなく、「葬儀後にも安心して戻ってこられる場所」であるべきだと、私は思います。
葬儀は、火葬が終われば終わりなのでしょうか
葬儀の日は、ご家族にとって本当に慌ただしい一日です。
ご逝去から安置、打ち合わせ、納棺、通夜、葬儀、火葬、収骨。突然の別れの中で、何をどう決めればいいのか分からないまま、時間だけが進んでいくこともあります。
その中で、私たち葬儀社は式を滞りなく進めます。けれど、それだけで「良いお見送りだった」とは言い切れません。
大切なのは、葬儀が終わった後に、ご家族がどう日常へ戻っていくのか。四十九日や一周忌を迎えた時に、故人様をどのように思い出し、どのように感謝を伝えるのか。
私は、そこまで含めて葬儀の仕事だと思っています。
家族葬は、ただ小さくする葬儀ではありません。大切な人との時間を、より丁寧にする葬儀です。
家族葬が増えた今、法要の場所で悩むご家族がいます
家族葬が増えたことで、葬儀の人数は少なくなりました。けれど、供養の気持ちまで小さくなったわけではありません。
むしろ、人数が少ないからこそ、一人ひとりの想いは濃くなっている。現場に立っていると、本当にそう感じる瞬間があります。
葬儀が終わった後、ご家族からこのようなご相談をいただくことがあります。
- 四十九日はどこで行えばよいのか
- 親族が集まれる場所はあるのか
- 法要後の会食まで相談できるのか
- 葬儀をした会館で、また手を合わせることはできるのか
葬儀当日は、目の前のことで精一杯です。だからこそ、葬儀後の法要のことまで事前に考えられているご家族は、決して多くありません。
でも、四十九日や一周忌の時期は、思っているより早く近づいてきます。その時に、また一から会場を探し、人数を確認し、食事や返礼のことを考えるのは、ご家族にとって大きな負担になります。
これは綺麗ごとではありません。葬儀後の不安まで受け止められるかどうかは、これからの葬儀社に問われる大きな責任だと思っています。
貸切型の会館に、これから必要な役割とは何か
貸切型の会館の良さは、葬儀当日だけのものではありません。
一日一家族貸切であれば、他のご家族に気を遣いすぎることなく、故人様との時間を過ごしやすくなります。少人数の葬儀プランを選ばれる場合でも、ご家族が落ち着いて過ごせる環境は大切です。
そして本来、その安心感は葬儀後にも続いていくべきです。
「あの場所で見送ったから、四十九日も相談しやすい」
「担当者が事情を分かってくれているから、もう一度話しやすい」
「葬儀の時と同じ場所だから、親族にも案内しやすい」
そう思っていただけることは、ご家族にとって大きな安心になります。
花水木では、一施工一担当制を大切にしています。これは単なる仕組みではありません。ご家族のお話を聞き、故人様らしさを知り、その想いを葬儀に反映するための責任の持ち方です。
だからこそ、葬儀後の法要やご供養についても、「葬儀が終わったので終わりです」ではなく、必要なことを一つずつ確認できる関係でありたいと思っています。
葬儀後まで考えた会館選びで見てほしいこと
葬儀会館を選ぶ時、多くの方は費用、場所、式場の雰囲気を見ます。それはもちろん大切です。
花水木の会館については、式場を探すページからお近くの会館を確認していただけます。また、花水木が大切にしている考え方は、家族葬の花水木が選ばれる理由にもつながっています。
そのうえで、私はもう一つだけ見てほしいと思っています。
その会館は、葬儀後にも相談しやすい場所かどうか。
法要ができるのか。会食の相談ができるのか。親族が集まれる空間があるのか。葬儀後の手続きや供養について、どこまで相談できるのか。
会館によって設備や対応範囲は異なります。だからこそ、事前相談・資料請求の段階で、葬儀の形式だけでなく、法要や葬儀後のことまで聞いていただきたいのです。
分からないことを聞くのは、恥ずかしいことではありません。むしろ、分からないまま当日を迎える方が、ご家族にとって大きな不安になります。
葬儀の流れや考え方を事前に整理したい方は、葬儀の豆知識も参考にしていただけます。ご危篤やご逝去で急ぎの対応が必要な場合は、お急ぎの方へのページをご確認ください。
花水木は、葬儀後にも戻ってこられる場所でありたい
人は、生きた証を残すために生きている。私はそう思っています。
その証は、名前かもしれません。家族との思い出かもしれません。仕事への姿勢かもしれません。何気ない口癖や、誰かにかけた優しい言葉かもしれません。
葬儀は、その生きた証にご家族が向き合い、感謝を伝える場です。そして法要は、その感謝をもう一度思い出し、命がつながっていることを確かめる時間です。
だからこそ、私たちは一件一件の葬儀に、同じものは一つもないと思って向き合っています。
葬儀を小さくする時代になっても、想いまで小さくしてはいけない。人数が少なくなっても、感謝の時間まで簡単にしてよいわけではない。
私は、そう思います。
よくある質問
少人数の家族葬でも、法要の場所まで考えておく必要がありますか?
はい。四十九日や一周忌などで親族が集まる可能性があります。葬儀後にどこで法要を行うかを事前に考えておくと、ご家族の負担を減らしやすくなります。
葬儀会館で法要まで相談できると、どのような安心がありますか?
葬儀を行った場所で法要も相談できると、ご家族の事情や葬儀の流れを踏まえて準備しやすくなります。会場探しや移動の負担も軽くなります。
事前相談で、葬儀後の法要や供養のことまで聞いてもよいですか?
もちろんです。葬儀の形式、安置場所、親族の人数だけでなく、四十九日や一周忌のことまで確認しておくと、いざという時の不安を整理しやすくなります。
ご相談について
もし今、家族葬や葬儀後の法要について不安を抱えている方がいれば、無理に一人で考え込まなくて大丈夫です。
葬儀のこと、法要のこと、ご家族が集まる場所のことまで、一つずつ一緒に確認していきます。
花水木は、葬儀当日だけで終わる会社ではなく、葬儀後にも「あの時、相談してよかった」と思っていただける存在でありたい。
大切な人を送る時間と、その後に続くご供養の時間まで、誠実に支え続ける葬儀社でありたいと思います。
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