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神棚封じとは?半紙はいつまで貼っておく? | の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

葬儀前

神棚封じとは?半紙はいつまで貼っておく?

2021年12月24日

皆さんの家庭では神棚はありますか?
神道以外の宗派を信仰していても、ご自宅に神棚がある方もあるかと思います。ご自宅に神棚がある方のご家族に不幸があると、神棚を半紙で覆い見えないようにします。これを「神棚隠し」、または「神棚封じ」といい、神道における「死」への考えに基づいておこなわれます。「神棚封じ」の名前だけ聞いたことはあっても、やり方や期間についてはわからなかったりしますよね。
そこで今回は、神棚封じについてご紹介いたします。

神棚封じとは?

「神棚封じ」とは文字通り、家にある神棚を封じることをいうのですが、これは神棚のある家で不幸事が起きた時に行われる儀式のことです。「神棚」を設けているのは神道であるため、仏教やキリスト教などの信仰ではこのようなことは行いません。しかし、「現在は神道を信仰しているわけではない」という場合でも、ご自宅に神棚があれば、神棚封じを行った方がよいでしょう。
つまり、現在は仏教を信仰している場合であっても、そこに神棚があるかぎり、神棚封じを行うことは基本になります。

神棚封じの目的・意味は?

神道ではなぜ「神棚封じ」をするのでしょうか。
それは神道において神棚は非常に重要な役目を持つものだからです。これは、神様を祀る神棚は尊いものであり、そこに死の穢れがいかないようにという考えに基づいています。
では、神道ではなぜ「死」を「穢れ」というのでしょうか。
「穢れ」のイメージは「汚いもの、縁起の悪いもの」と思われがちですが、神道でいう「穢れ」とは、意味が違います。
これは本来、「気枯れ(けがれ)」と表すべきものなのです。
神道において、私たち人間は神様から神気をいただくと考えられています。すなわち、家族が亡くなったことにより、周囲の人間が気落ちし、この神気が枯れてしまった状態で、神様が宿る神聖な場所にこの「気枯れ」を持ち込まぬようにという考えにより「神棚封じ」を行うのです。

※お身内の方が亡くなると、新年が明けても初詣に行くのを遠慮するのがマナーですが、これも「神棚封じ」と同じ意味合いを持ちます。

神棚封じのやり方

やり方としてはそれほど難しいものではないのですが、神様に失礼のないよう順を追って行いましょう。神棚封じの手順は次のようになります。

①神様に報告

これは帰幽報告(きゆうほうこく)の儀といい大切な儀式です。
神棚に向かい「〇〇が亡くなりました」と告げます。この帰幽報告の後に半紙で神棚を封じるのですが、神様がなぜ自分が半紙で隠されるのか、家の者が神棚に近づかないのか、その理由を納得いただくためでもあります。

②神棚のお供え物を片付ける

神棚には毎日お米や、お酒、果物などの食べ物が供えられているでしょう。神棚封じをする際には、これらも全て片付けます。左右に供えてある榊も同様に取り払います。元の生活に戻るまでは、お供え物はせず、神棚には近寄りません。

③神棚の扉を閉める

神棚の扉は普段でしたら開放しているのですが、神棚封じの期間はしっかり閉めておきましょう。扉をしっかりと閉め、周囲に置いてあるものも全て撤去したら、半紙を貼りつけます。これで「神棚封じ」は完了です。

④注意点

半紙を貼りつける際は、画鋲やピンなど先の尖ったもので突き刺す行為は縁起が悪いためさけましょう。すぐに剥がせるテープで貼りつけるのがよいでしょう。神棚にしめ縄がある場合は、そのしめ縄にテープで半紙を貼りつけます。
神棚封じは基本的には「家族以外の人」が行うのが理想です。なぜなら、身内の一人が亡くなったあとは、その一家が穢れを持つと考えられているからです。しかし、現在は神棚封じをする人に特に決まりは設けず家族の者が行うこともあります。葬送儀礼の変化に伴い、考え方も柔軟に変化しているということでしょう。

神棚封じの期間は?

「神棚封じ」の期間の基準は神道の考えに基づく「忌中」であり、50日を過ぎたら神棚封じを解くのが基本的な考え方になります。「喪中(1年程度)」の間、ずっと神棚封じをしなければならないというのはありません。
神道や仏教に見られる考え方の「忌中」「喪中」について・・・
詳しくはこちらをご覧ください➡喪中とは?期間はいつまで?

※神棚封じの期間を知らずに、葬儀後に神棚封じを解いてしまったら??
忌中まで神棚封じをしなければならないとは知らずに、神棚封じを解いてしまっても、あまり問題はありません。この場合は塩を使い自身を清めた後、再びテープで半紙を貼りつけるだけで、神棚封じは続いていることになります。

神棚封じ中の祖霊舎は?神棚封じの解き方

祖霊舎とは、先祖の魂が宿っているもので、仏教における仏壇と同じようなものです。ここには先祖の魂が祀られていますが、神棚とは異なり封じる必要はありません。
また、神棚封じの解き方ですが、一般的に五十日祭と呼ばれる行事を終えたら神棚封じは解いても良いとされています。50日が経過したら、正面に貼りつけた半紙を剥がし、神棚の扉を開けて元の状態へ戻します。封じを解き、扉を開けたら、神棚封じ前と同様にお供えを用意しましょう。神棚封じの時と同様第三者への依頼が難しいようであれば、自身で行うのでも問題はないでしょう。

まとめ

神棚封じについて説明させていただきましたが、それぞれの地域や神社、さらには家庭によってその作法や考え方は異なります。わからないことがあれば葬儀社のスタッフなどに相談してみるのもよいでしょう。

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