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故人を海に還したい。水葬とは? | 徳島・香川の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

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故人を海に還したい。水葬とは?

2023年03月11日

水葬(すいそう)は葬儀方法の一種で、遺体を海や川、湖に葬る方法です。火葬、土葬、林葬と合わせ「四葬」と言われています。

火葬は一般的な供養方法として浸透していますが、水葬はあまり聞き馴染みがないのではないでしょうか。

今回は「水葬」とはどういった供養方法なのか解説いたします。

水葬とは?

もともと水葬は大きく「舟葬」と「海葬」の2種類に分けられていました。

「舟葬(しゅうそう)」

「舟葬」は亡くなった人を小さな舟に乗せて海に流すというものです。インドのガンジス川流域に多く見られますが、ポリネシアでは遺体を丸木船に載せて沖へ沈めていました。

「船体を棺として用いる」、あるいは「船そのものや船をかたどったものを遺体と共に埋葬する」など国や宗教によって違いが見られます。

「海葬」

「海葬」は遺体をそのまま海や川の中に流すというものです。一部の国・地域では死期の近づいた人を舟に乗せて海に流す、という風習もあったようです。遺体を海や川、湖などに葬る方法はその地域ごとによって違いがあり、一度土葬した遺体を川や海に流す地域も存在しました。

世界の水葬事情

ガンジス川流域では

現在、水葬が行われている国は世界でもそう多くはありません。主に行われているのはインドのガンジス川流域です。

主にヒンズー教の儀式として行われており、ガンジス川の岸辺で火葬されたあと、遺灰を川に流します。

このように火葬してから遺灰を流すというのが一般的ですが、経済的な理由や蛇の毒で亡くなった方、また赤ちゃんなどは火葬せずそのまま遺体を流すということもあります。

聖なる川であるガンジス川はすべての源と考えられているため、産まれたばかりの赤ん坊の産湯として使い、人生の最後はまたガンジス川に還る、というインドの人生観が水葬に映し出されているようです。

さらに人口の約8割がヒンズー教のインドには、霊園やお墓が少ない。というのも水葬が今なお色濃く残っている理由の一つでしょう。

一方、アメリカでは

また、近年アメリカでは特殊な装置で遺体を液化処理する新しい「水葬」が注目されています。

その水葬が「アルカリ加水分解葬」です。遺体を特殊な機械の容器に安置し、アルカリ加水分解をして『液状処理』するという方法です。約2時間~16時間の作業で人体が分解され、液体と粉末状の骨、詰め物などの金属だけになります。1990年代頃から普及が始まり、2017年には、アメリカ・カリフォルニア州の知事が水葬を新たな埋葬方法として認め、15の州において水葬が法制化されるにいたりました。

「無炎火葬」・「エコ火葬」とも呼ばれ、ペットの供養としても人気が高く、エコフレンドリーな埋葬方法として注目を集めています。

日本で水葬は可能?

かつては日本でも水葬が行われていた時期がありました。これは、「海の先に死者の国がある」「故人の魂を海のかなたにある常世の国へ送る」という考えがあったからです。こうした考えを「海上他界観」といいますが、この考えを由来として、現代では精霊ながしや灯籠ながしが行われているといわれています。

さて、では現代の日本において水葬は可能なのでしょうか?残念ながらこれは違法となり、刑法190条の死体遺棄罪に該当し、刑罰を受けることになります。

例外として「航海中の船で死亡した後24時間以上経過していて、衛生上船内に遺体を保管できない場合」では、医師が同船していれば死亡診断書を作成、遺髪や遺品を保管し、法律で定められた条件が満たされた場合のみ水葬が許可されます。

海洋散骨なら可能です

「海洋散骨」という言葉は知っている方も多いのではないでしょうか。水葬は違法となってしまいますが、海洋散骨であれば日本でも十分可能です。

自治体により場所は限られていますが、船をチャーターして粉骨や遺灰を海に撒く供養の方法です。

海洋散骨の方法は大きく2種類に分けられます。

何組かの遺族で船をチャーターし散骨を行う「合同散骨」、事業者に遺骨を預けて行う「代理散骨」です。方法により価格に大きく違いがあるので、事前に形式や価格などのご相談、確認をおすすめします。

※弊社の海洋散骨についてはこちらをご覧ください花水木の海洋散骨

まとめ

世界を見れば現在でも水葬を行っている国はありますが、それもいずれは日本のように禁止されてしまうかもしれません。

もし故人に「海に還してほしい」というご希望があっても、現代の日本では「海洋散骨」が現実的です。

とはいえ、技術は日々進歩しています。

いずれは日本でも「新しい水葬の形」として新しい術が開発されるかもしれません。

最新の情報を集め、少しでも希望に近い供養の方法を探したいものですね。

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