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逆縁とは?意味や逆縁の葬儀について解説 | 阿南市の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

葬儀後

逆縁とは?意味や逆縁の葬儀について解説

2021年05月07日

皆さんは、「逆縁」という言葉を聞いたことがありますか?告別式や葬儀などの親戚が集まる場で聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

葬儀の業界には「逆縁」という風習があり、「逆縁」の場合は、火葬場へは行かない方が良いいといわれています。

今回は「逆縁」について家族葬の花水木が解説いたします。

逆縁の意味

「逆縁」という言葉には、いくつかの意味があります。今回は仏教用語としての「逆縁」の意味と、葬儀の世界で使われる「逆縁」の意味について解説します。

仏教用語としての「逆縁」とは

本来、仏教用語としての「逆縁」は、仏教の教えを信じないことや、人道・道理などに反し、仏道から遠ざかるような縁のことを指す言葉でした。現在では、仏教の教えを信じていなかったり、仏教を悪く言っていた事が逆に縁となって仏道に入るような場合を「逆縁」と言います。

葬儀の世界での「逆縁」とは

葬儀の世界で使われる「逆縁」とは、親より子が先に亡くなるなど、一般的に当然だと考えられる順とは逆の順番で人が亡くなる事をいいます。逆縁のよくあるパターンとしては、前記したように親より子が先に亡くなった場合や、夫より妻が先に亡くなった場合などがあります。

逆縁の場合は火葬場に行かない?

「逆縁」の場合は、亡くなった子の親や、亡くなった妻の夫の悲しみや、やりきれない思いへの配慮、また、子供や妻が目の前で火葬されてしまうことに精神的に耐えられないのではないかという思いから、喪主を務めた場合でも、亡くなった子の親や、亡くなった妻の夫は火葬には立ち合わないという風習が昔からあります。

しかし、あくまでも昔からの風習であり、逆縁の場合は火葬場に行ってはいけないという決まりではありません。

昨今は、人生100年時代と言われており、長寿になった結果、子や妻に先立たれる場合も増えてきています。このような背景もあり、逆縁であっても火葬に立ち会い、きちんと見送ることによって現実を受け止め、気持ちに整理をつけるという考え方も増えてきており、逆縁であっても火葬に立ち会う方が増えてきています。

逆縁の際、喪主は誰が務めるの?

戦前は、家の長や跡取りとなる人(長男)が喪主を務めるのが一般的でした。しかし現在は亡くなった方と最も縁の深い成人が務めることが多くなってきています。

具体的には、亡くなった方の配偶者や子供、また亡くなった方の子供が未成年の場合は、亡くなった方の親が務めることが多いです。

また、喪主は1人という決まりはなく、兄弟など複数人で務めることも可能です。逆縁の場合も、考え方は同じで、未婚の子供が亡くなった場合はお父さん、妻が亡くなった場合は夫が喪主を務めるのが一般的です。親子3世代のうち、真ん中のお父さんが亡くなった場合、子供からみるとお父さんが先に亡くなるのは順番通りであり逆縁ではなくなる為、子供が成人していれば子供を喪主にすることが多いです。

納得のできるカタチを選ぼう

ここまで、逆縁について解説してきましたが、逆縁の場合火葬場には行かないというのは、風習であり、行ってはいけないという決まりではありません。お葬式や火葬は残された人が故人の死という現実を受け止め1日でも早く前を向いていけるよう気持ちの整理をする場です。

残された本人が火葬を見届け、しっかりとお別れしたいと思う場合は、火葬に立ち会う方が良いですし、火葬に立ち会うのが辛くて行けない場合は無理に立ち会うこともありません。

逆縁の場合に火葬に立ち会うかどうかは、本人や家族の思いに配慮し、後悔しないよう納得できるカタチをとりましょう。

亡くなった子供のお墓はどうする?

地域や宗教にもよりますが、逆縁で亡くなった子供のお墓を「逆縁墓」と言います。

この場合、お墓はご先祖様と同じ敷地内に別のお墓を作ることが一般的です。

亡くなった子供が15歳以下の場合は親代わりとなり子供を救ってもらうため、地蔵菩薩を建立します。また、15歳以上で亡くなった場合は大人として扱われ、男性は普通のお墓、女性は古来より女性を守護するとされている観音菩薩像を建立することが多いようです。

その後、親が亡くなった場合は、元々あるご先祖のお墓に入るか、新たに別のお墓を建立します。

まとめ

「逆縁」の場合、火葬に立ち会わないというのは昔からの風習です。現在では日本人の平均寿命も延びており、逆縁のお葬式も増えてきているなかで、きちんと火葬に立ち会い、お別れをすることで気持ちに整理ができるという考え方も増えてきています。

しかしながら、「逆縁」のお葬式、火葬は大変つらいものになるかと思います。火葬場へ行くか、行かないかは、本人・ご家族の思いを尊重して決めることが大切です。

1日でも早く残されたご遺族が前を向けるよう配慮し、火葬に立ち会うかどうかを考えましょう。

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