~花水木の現場からお伝えいたします~
葬儀の準備の際、
「供花はどれを選べばよいのか」「供物は出すべきなのか」
といったお問い合わせを多くいただきます。
本記事では、香川県特有の風習や、
花水木でご用意している供花・供物の内容を踏まえ、
現場スタッフの視点から分かりやすく解説いたします。
■ 香川県に根付く「貸し借り」の文化
香川県では、供花・供物に対して “貸し借り” の意識が強い地域性 がございます。
これは一般的な香典返し(半返し)とは異なる考え方であり、特に注意が必要です。
● 具体的な習慣
- 過去に自宅の葬儀で供花・供物をいただいたご家庭には、 自身の家に葬儀が発生した際、供花等を“送り返す” のが一般的
- いただきっぱなしは失礼とされる
- 供花・供物に対し“お礼の品”を送ることは不適切 (「今回限りで結構です」という意味に受け取られるため)
県外の方には馴染みが薄く、誤解が生じやすい部分でもあります。
迷われた際には、どうぞご遠慮なくご相談ください。
■ 花水木の供花ラインナップ
当社で取り扱っている供花は以下の4種類でございます。
- スタンド小
- スタンド大
- スタンド特(特大)
- 樒(しきみ)
式場の規模や祭壇とのバランス、ご遺族のご意向を踏まえ、
最適なものをご提案いたします。
■ 「家族花」について
近年は家族葬が増え、
喪主様のみならず、ご家族それぞれが気持ちを添える 「家族花」 を選ばれるケースも増えております。
価格に応じたラインナップもご用意しており、
ご家族の想いを形として表す場面で多く利用されています。
■ 花水木の供物ラインナップ
供物の文化は減少傾向にありますが、
花水木では次の商品をご用意しております。
- 果物籠(缶詰)
- 乾物籠
- ビール籠
- 灯籠(とうろう)などの灯りの供物
宗旨や地域の慣習によって適した供物が異なるため、
必要に応じて最適な内容をご案内いたします。
■ 家族葬の増加に伴う「供物から生花へ」の変化
家族葬が主流となった近年、
供物よりも 生花(供花)を選ばれる方が増加 しております。
● 主な理由
- 式場スペースに限りがある
- 家族葬の雰囲気に生花のほうが調和する
- 最後のお別れの際、 供花を棺内へお手向けする時間がご家族にとって大切なひとときになる
また、余った供花は 仏花に組み直して喪家へお渡し しており、
「自宅でも飾れてうれしい」と好評をいただいております。
■ 名札の並べ方について
供花は並ぶ位置によって意味が変わるため、
式全体の印象を左右する大切な要素となります。
● 並べ方の基準
- 祭壇に近い側から“血縁の濃い順”に配置する
- 法人は個人名より外側に並べるのが原則
- 喪主様の勤務先その他、特に関係の深い法人は 喪主様のご意向により内側へ配置する場合もある
現場では不自然な並びにならないよう、
スタッフが適切に調整しながら進行しております。
■ おわりに
供花・供物は “出すことが正解” というものではなく、
故人への想いをご家族がどのように形にされたいか が最も大切です。
香川県の風習やご家庭ごとの事情を踏まえながら、
負担の少ない、温かなお別れとなるよう
花水木スタッフ一同、誠心誠意サポートしてまいります。
ご不明点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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