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友引の日に葬儀はできるの?通夜や葬儀の日程の決め方 | の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

葬儀後

友引の日に葬儀はできるの?通夜や葬儀の日程の決め方

2021年07月01日

葬儀の日程を決めるにあたって、気をつけなければいけないのが「友引」です。

「お通夜や葬儀を友引に行ってもいいの?」「お通夜や葬儀の日程の決め方がわからない」という声もよく聞きます。打合せの際に葬儀の日程を決めるのですが、ここでは葬儀を行うにあたって、友引を避ける理由や日程の決め方について解説していきます。

友引とは?

カレンダーや手帳などで見かける「大安」や「仏滅」。これらは六曜(ろくよう)と呼ばれ、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種類の曜があります。もともと六曜は中国で時間を表し占うのに使用されており、六曜の名称も違いました。日本に伝来し、私たちに馴染みのある六曜の名称に変わり、現在は日の吉凶を占う指標として使用されています。普段の生活ではあまり意識することはありませんが、冠婚葬祭や行事などの日取りを決める際に使用されます。

そして葬儀で使用されるのが「友引」です。友引は陰陽道で「勝負事で勝敗が決まらない日」とされている日です。「友引日(ともびきにち)」という言葉があり「友を引く日」という意味から、六曜の友引でもその意味を用いられたとも言われています。その、友を引く(親しかった人を連れて行く)という意味から葬儀は避けられる傾向にあります。

友引のお通夜は?

「友を引く(親しかった人を連れて行く)」と考えられ、一般的に葬儀をする際、友引を避ける傾向にあります。同じく「お通夜も友引にするのは縁起が悪いのでは?」と考える人もいるでしょう。しかし、通夜は別れの儀式ではなく、家族や友人が集まり故人を偲んで思い出話をするという側面があります。理屈上では問題ないので、友引に通夜をするケースは少なくありません。友引に通夜をするのか避けるのかは地域性がでてくるので、それぞれの地域の風習をふまえて葬儀社スタッフに確認してみましょう。

友引の葬儀は?

上記で説明したように、一般的に葬儀をする際、友引を避ける傾向にあります。しかし陰陽道では「友引に葬儀をするべきではない」としている一方、仏教では「友引に葬儀をしてはいけない」という教えはありません。しかし現在は多くの寺院が友引に葬儀を行うのを避けています。そういった影響もあり友引を火葬場の定休日にしている地域が多く、結果ほとんどの葬儀は友引を避けて行われます。参列者も弔問を嫌う傾向があるので、よほどの理由がない限りは友引を避けて行われるでしょう。

どうしても友引に葬儀を行わなければならない場合は「友引人形」と呼ばれる身代わりの人形を棺の中に入れて出棺する地域もあります。「友引人形」は故人が親しい人の代わりに連れて行くとされています。それぞれの地域の火葬場事情や風習も確認して準備をしていく必要があります。

友引を挟んだ葬儀日程の決め方

では友引を挟んだ場合の葬儀日程はどうなるのでしょう?

亡くなった時間から24時間経過していないと火葬ができないので、時間を確認した上で最短の火葬の日程を出します。通夜の日が友引の場合は翌日が葬儀となりますが、葬儀の日が友引の場合は通夜、葬儀共に1日ずらして、日程を組みます。その場合、日をずらして通夜、葬儀を行う場合と、仮通夜、通夜、葬儀と3日かけて行う場合があります。

日程を確定するために確認するべきことは、寺院など宗教者の都合と火葬場の空き状況です。友引を挟んだ場合、友引明けの火葬場予約は混雑する可能性があるので、場合によってはさらに1日ずれる可能性があることも覚えておきましょう。

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まとめ

友引の通夜は問題ありませんが、通夜と葬儀の日程の決め方や葬儀のスケジュールを決める上で、葬儀社スタッフと相談することが大切です。

いざというときに困らないために、事前に相談してさまざまな点について学び、トラブルのない葬儀を行いましょう。