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グリーフワーク「深い悲しみから立ち直るためのこころの作業」 | の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

葬儀後

グリーフワーク「深い悲しみから立ち直るためのこころの作業」

2022年10月29日

グリーフワークという言葉をご存じでしょうか?また、聞きなれない言葉で、モーニングワーク(mourning work)「喪の仕事」です。グリーフワークとは、「死別などによる深い悲しみから立ち直るための心の作業」を意味します。
肉親や恋人や友人など大事な人を失ったとき、人はとても深い悲しみに襲われます。その悲しみは、時とともに癒されますが、その時間や作業には個人差があります。大切な故人様との思い出や、さまざまな感情を表現していく中で死を受け止めて、故人様を新しい場所に位置づけることで、自ら生きていく力を取り戻さなければなりません。
葬儀や法要もグリーフワークの一つと位置づけています。私たち花水木のスタッフが家族様と同じ目線で話を聴き、お気持ちに寄り添い、家族様がグリーフ(悲嘆)を乗り越えて、心に残る葬儀をご提供できるように心がけております。

グリーフワークとは?

人生を共に生きてきた愛する人を失うということは、人生の一部、自己の一部を失われるということで、大きな悲しみを伴う体験です。遺された家族が、その悲しみである「悲嘆(グリーフ)」を受けとめていく作業をグリーフワークといいます。愛する人との死別を体験した人は、誰もがこのグリーフワークのプロセス(過程)を歩みます。

グリーフワークのプロセス

グリーフワークのプロセスで生じる様々な反応は、年齢・性別・死別した状況・故人との生前の関係性・パーソナリティーや環境・過去の経験などにより個人差がありますが、通常時とともに変化し回復に向かいます。遺族はやがて故人のいない環境に適応し、新しい心理的・人間的・社会経済的関係を作っていきます。
グリーフワークには段階があります。段階に応じてさまざまな感情が起こってきます。それらは順に進むとは限らず、いくつかの段階が同時に起こったり、ある段階をとばしたり、また行きつ戻りつを繰り返すこともあります。
通常半年から1年くらいで日常生活を支障なく行えるようになり、回復の兆しを感じますが、回復に要する時間には幅があります。突然の事故死や自死、子供との死別などの場合は、数年~数10年かかることもあります。ほかの人と比べず自分のペースで少しずつ進むことが大切です。また死別者の10%~15%では、抑うつ状態が強くなったり長引くなど、専門家の援助が必要になることがあります。

※一般的に「グリーフワーク」では、以下のようなプロセスの流れとなります。(あくまでも一例となります。)

1.ショック期

死別のタイミングでは、人は茫然として無感覚の状態になります。一見冷静に受け止めているように見えますが、死があまりに大きなショックであるため、はっきりした反応が現れないのです。また、正常な判断ができずに、パニック状態になったりすることもあります。

2.喪失期

死を現実として受け止めはじめますが、まだ受け止め切れない段階です。号泣や怒り、敵意、自責感などの強い感情が、次々と繰り返し現れるのが特徴です。故人がまだ生きているように思ったり、そう振舞ったりすることもあります。この段階では、しっかり悲しみ泣くことが重要となります。

3.閉じこもり期

死を受け止めることができたものの、そのせいで自分の価値観や生活の意味を失い、うつ状態に陥ったり自分が存在してないような無気力な状態になります。生前にしてあげられなかったことなどの自責感に襲われることも特徴です。

4.再生期

故人の死を乗り越えて、新たな自分や社会関係を築いていく時期です。この時期になると積極的に他人と関われるようになります。一見、異常と思えたりもしますが、悲嘆の反応としては正常といえます。

※グリーフワークの時期には、個人差がありますがショック期から喪失期までは1週間~2週間が一般的と言われ、再生期なでのグリーフワーク全体としての期間は、配偶者の死別の場合で1年~2年、子供の死別の場合は2年~5年ほどと言われています。

グリーフワークとグリーフケアの違い

上記で説明したように、遺族が行う喪の作業を「グリーフワーク」といいます。死別の苦しみ・悲しみを乗り越え、大切な人がいなくなった現実を受け止め、もう一度人生を作り上げていく作業が必要です。遺族がこの「グリーフワーク」に取り組むように支えて見守り支援・サポートをすることを「グリーフケア」といいます。日本では、グリーフケアという言葉が広まってきたのは2005年以降のことです。2005年4月25日午前9時18分、JR福知山線(宝塚線)の塚口駅と尼崎駅の間で起きた脱線事故は、日本でグリーフケアが広まった大きなきっかけになりました。この事故により、107人の尊い命が突然奪われ、被害者のご遺族が抱える悲嘆や苦悩をケアする「グリーフケア」の重要性が浮き彫りになりました。グリーフケアについての理解を広めるための公開講座を前身として、2010年には上智大学にグリーフケア研究所が誕生。研究活動やグリーフケアを行える専門知識を持った人材育成や講演会、セミナー、講師派遣などを行っています。
グリーフケアの歴史は1960年代、アメリカで始まりました。その後、ヨーロッパへと広がり、日本は1970年代にグリーフケアの研究に取り掛かっています。アメリカ・イギリス・オーストラリアなどの病院では、患者が亡くなったあとも遺族が定期的に同じ病院を訪れ、グリーフケアを受けることが一般化しています。

自分が遺族となった場合

悲しみから立ち直るために大切なグリーフケアは日常的に行い、必要なときにすぐはじめられます。
グリーフケアの大きなポイントは、「悲しみに向き合う」ことです。周囲に相談できる人がいない場合は、まず自分自身で自分の気持ちをそのまま認めることを意識してみましょう。悲しいと感じることは自然な感情です。抑え込んで無理に明るく振舞う必要はありません。
また、「故人について語り、思いを伝える」ことも大切です。感情を思い切り外に吐き出すことも大切なプロセス。悲しみ以外の怒り、後悔などさまざまな複雑な感情も、そのまま吐き出すことが効果的です。身内や知り合いなどに自分の感情を吐き出すのが難しい場合は、同じ境遇の人が集まる会などに参加すると共感できる部分を見つけやすく思いを伝えやすくなります。
そして一番大切なことは、「セレモニーを行う」ことです。葬儀やお別れ会など、故人とのお別れセレモニー自体もグリーフケアの1つです。葬儀は悲しみの表現として泣き叫んだり、怒ったりといった行動を許容されている場でもあり、同じ悲しみを共有する人と故人について語り合うことできます。通夜から葬儀・告別式、火葬の一連の流れでしっかりと故人を思い、悲しみを吐き出すことも、グリーフケアの大切なプロセスと言えるでしょう。その後の法要、お墓参りなどの供養も大切な過程です。

花水木が取り組むグリーフケアについて

弊社では、ご遺族の『大切な人を失った悲しみ』に寄り添いお迎えから葬儀終了、その他アフターケアまでサポートすることを心がけています。
葬儀とは、故人様をお送りする儀式でもありますが、ご遺族の悲しみを少しでも癒すためのものでもあります。ただ、滞りなく葬儀を進行するだけでは故人様をお送りする儀式は満たせても、ご遺族の悲しみは満たすことはできません。ご遺族が葬儀を通じて少しでも気持ちの整理をし、少しでも悲しみを乗り越えて立ち直れるようになるには葬儀社がご遺族の悲しみに寄り添うことが必要不可欠です。
お迎えから打合せの際も、ご遺族の心に寄り添いどんな風な葬儀にしたいかなどのご希望を聞きながら、悔いの残らぬ葬儀が出来ますようにお手伝いさせていただきます。葬儀終了後も、ご遺族の悲しみに寄り添い、心のケアまでしっかりサポートさせていただきますので、安心して弊社にお任せください。

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