なぜ花水木は「地域最安値」に挑戦するのか
家族葬の花水木 副社長 梶﨑 駿
葬儀というものは、豪華さや形式よりも大切な本質があります。
それは、「きちんと送ってあげたい」というご家族の真っすぐな想いです。
花水木が地域最安値に挑戦する理由は、まさにその“想い”を守るためです。
宇多津町のお寺さんからいただいた忘れられない言葉
私が今の考え方を強く持つようになった大きなきっかけがあります。
ある葬儀の際、宇多津町にあるお寺さんが講和の中で、こうおっしゃいました。
「借金してまで葬式をする必要はないんや。
ただ、“できるだけのこと”はしてやらなあかんわなぁ。」
この言葉は、私の価値観を揺さぶりました。
見栄や形式ではなく、故人に対してできる範囲で誠実に向き合うこと。
これこそが供養の本質なのだと気づかされた瞬間でした。
生活保護を受けられない方を救いたい
現場では、生活保護の要件には当てはまらないものの、葬儀費用が重い負担になる方が多くいらっしゃいます。
- 年金だけでギリギリの生活
- 貯金はほとんどない
- 頼れる家族がいない
- 行政の支援は受けられない
こうした方々が金銭的な理由から「どう送るか」を迷う姿を見るたび、胸が苦しくなります。
だからこそ、花水木は地域最安値に挑戦しています。
目的はただひとつ。
誰ひとり取り残さない葬儀を実現するため。
「滞りない葬儀」とは何か
私はよく「滞りない葬儀」という言葉を使います。
でも、これは祭壇の大きさや花の金額とは関係ありません。
滞りない葬儀とは、
- 金銭的な不安が少ないこと
- 見栄を張らなくていいこと
- 故人に向き合う心の余裕があること
この三つが整った状態だと考えています。
費用の心配を抱えながらでは、故人を送る時間に集中できません。
その負担を取り除くことも、葬儀社としての大切な役目です。
理念「感謝の架け橋」と価格の関係
花水木の理念は「感謝の架け橋」。
私たちが感謝を送り、その感謝がまた周りの人に広がっていく——
そんな循環をつくる葬儀社でありたいという想いが、この理念に込められています。
この理念は、価格にも直結しています。
金額が理由で誰かの「感謝」が途切れてしまうなら、それは花水木の理念ではありません。
だからこそ、誰もが手を伸ばしやすい金額を追求し続けています。
これは安売りではなく、理念を守るための価格です。
花水木が大切にしている姿勢
- 不安をあおるような提案はしない
- 必要なものは提案するが、不要なものは売らない
- 価格は明確に、誤魔化さない
- 今できる最善の送り方を一緒に考える
これは商売手法ではなく、理念「感謝の架け橋」を実現するための姿勢です。
最後に
宇多津のお寺さんの言葉、そして数えきれないご遺族との時間が、いまの私の考え方を形づくってきました。
借金してまで葬儀をする必要はない。
しかし、できるだけのことはしてあげるべきだ。
その“できるだけ”を支える存在でありたい。
そのために、私はこれからも地域最安値に挑戦し続けます。
大切な人を送るとき、
「ここでよかった」 と心から思っていただけるように。
花水木は、これからも真っすぐ歩み続けます。

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