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春のお彼岸、秋のお彼岸 | 吉野川市の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

葬儀後

春のお彼岸、秋のお彼岸

2024年09月13日

春のお彼岸、秋のお彼岸という言葉を聞いたことはありませんか?

毎年春と秋にやってくるお彼岸ですが、「お彼岸」という言葉を聞いたことはあるけれど、意味やどのようなことをするのかよく知らない…という方も多くいらっしゃると思います。

お彼岸とは簡潔に言えば、「春分の日・秋分の日を中日とする前後3日間(計7日間)」のことを指します。

では具体的には何をしてどう過ごすのがいいのでしょうか。今回はお彼岸について解説いたします。

春分の日と秋分の日

お彼岸の中日となる「春分の日」と「秋分の日」ですが、そもそもどのような日でしょうか。

日本には四季がありますが、さらに細かく分けて1年を24に区分する「二十四節気」というものがあります。二十四節気は「立春(りっしゅん)」から始まり「大寒(だいかん)」で終わりますが、そのなかのひとつが「春分(しゅんぶん)」「秋分(しゅうぶん)」です。

「春分の日」「秋分の日」は、年によって日付が違います。通例は3月20日か21日のいずれかが春分の日、9月22日か23日のいずれかが秋分の日です。それぞれ「国民の祝日」として、休日になります。

「春分の日」と「秋分の日」は、ともに1948年(昭和23年)に公布・施行された国民の祝日に関する法律「祝日法」(昭和23年法律第178号)によって制定されたそうです。

「春分の日」は同法第2条では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としていると記されています。

かたや「秋分の日」は、同じく同法第2条において「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨としています。

先述の通り、春分の日や秋分の日は毎年日にちが変わるのですが、これを決めているのは「国立天文台」という日本の天文学の中核を担う機関です。

ではなぜ毎年変わるのでしょうか。じつは春分・秋分の日は、天文学上のポイントである「春分点」「秋分点」を太陽が通過する日付で決めるのですが、その動きは地球の公転速度などによって毎年変わるためなのです。

「お彼岸」の成り立ち

では、「お彼岸」とはどういった成り立ちでできているのでしょうか。

浄土思想でいう「極楽浄土」(阿弥陀如来が治める浄土の一種、西方浄土)は西方にあるとされています。1年の内で2度、昼と夜との長さが同じになる春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが「彼岸」の始まりです。

昼夜と東西が平行になるお彼岸の時期には、「あの世」へのゲートが開くといわれてきました。それがやがて、祖先供養の行事へと趣旨が変わって定着したとされています。

しかし、実は現代における「お彼岸」の文化は日本独自のもので、インドや中国の仏教にはありません。民俗学では、元は日本古来の土俗的な太陽信仰や祖霊信仰が起源だろうと推定されています。

民俗学者の五来重氏は「彼岸という言葉は、豊作を太陽に祈願する太陽信仰の言葉の「日の願い」が、「日願(ひがん)」として、仏教語の「彼岸」と後から結びついたものである」と説きました。

民間習俗・彼岸の名称・そしてその時期が結合して仏教行事になり、歳時習俗として生活の中に大きな存在となった、ともいわれているのです。

「お彼岸」の意味とは?由来とは??

次に「お彼岸」という言葉の由来や意味についてはご存知でしょうか?

サンスクリットのpāram(パーラム)の意訳であり、仏教用語としては、「波羅蜜」(Pāramitā パーラミター)の意訳「至彼岸」に由来します。

Pāramitā(波羅蜜)がpāram(彼岸に)+ita(到った)、つまり、「彼岸」という場所に至ることと解釈しているのです。悟りに至るために越えるべき渇愛や煩悩を川(暴流)に例え、その向こう岸に涅槃があるとしています。なお仏教において「川」と言われると「三途の川」がまず浮かぶ方も多いでしょうが、これとは無関係です。

また、「波羅蜜」の解釈については異説が有力であるとも言われていますので、これは一つの解釈として見ると良いでしょう。

何をしたらいい?

お彼岸の期間は、浄土へ生まれ変わりたいと願い、布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)という6つの正しい行い(「六波蜜」)を実践する時とされています。

といっても特別にしなければならないことはありませんが、先祖のためにもいつもより丁寧に掃除をするとよいでしょう。お彼岸に合わせて親戚や遠くに住む家族がお参りに来ることもあります。ホコリをかぶったような状態では気持ちよくお参りできません。仏壇と仏具を掃除して、なるべくきれいな状態にしておきましょう。

仏壇

まず仏壇ですが、はじめに掃除をすることを先祖にお断りをしてお参りをします。外した仏具を戻せるように現状の写真を撮る場合もお断りをしましょう。掃除は上から下へと行います。水拭きや洗剤の使用は、カビが発生する原因になるため厳禁です。傷をつけないように柔らかいタオルなどで、丁寧に乾拭きをしましょう。

お墓

先祖供養としてお墓参りをする方も多くいます。墓地に着いたら、先祖や故人に挨拶をしてからお墓まわりの掃除や墓石などの掃除をしましょう。墓石は水をかけながら、たわしやブラシで洗います。水鉢や香立てなどもすべてきれいにしたら、最後にタオルで水気を拭き取りましょう。

きれいになった状態で「墓石に打ち水」「お供え」「焼香」「合掌礼拝」の順に行います。合掌礼拝は、墓石よりも姿勢を低くするのが礼儀です。最後にお供えものを下げ、線香の火に注意しながらきれいに片づけて帰りましょう。

いつもより念入りに掃除をすることによってこころも清められ、六波羅蜜の実践にも繋がるのではないでしょうか。

お墓参りに行く日は決められているの?

お墓参りの日にちはお彼岸の中日がよいとされていますが、天候や都合に合わせて別の日にお参りしても問題ありません。

ご自身の都合の良い日を選んでお参りをすると良いでしょう。ご家族全員がそろう日であればなお良いですね。

お墓参りに行く際にはお線香やろうそく、お花やお供え物、数珠などを忘れないようにしてください。

先祖代々のお墓であれば心配はありませんが、お墓が納骨堂など室内の施設である場合、すでにろうそくや線香など準備されている場所もあります。お墓参りの準備は、お墓の形態に合わせて行いましょう。

また、お仏壇やお墓に供える花というと菊をイメージする方が多いかと思いますが、お彼岸にお供えする花は菊にこだわる必要はありません。地域の風習によっても異なりますが、一般的には旬の花や故人が好きだった花をお供えします。ただし、バラやアザミなどのようにトゲがある花や、スイートピーやクレマチスのようにツルがある花、毒がある花は仏花ではタブーとされています。

まとめ

お彼岸はご先祖様や大切だった故人を身近に感じることができる期間です。ご先祖に感謝するとともに、自分自身を見つめ直すためにも「お彼岸」が大変有意義な期間であることが分かります。

遠く離れている家族が集まる良い機会にもなりますので、ぜひ上記の内容を参考にしてお彼岸のお墓参りをしてみてはいかがでしょうか。

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