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「お墓」を知る。歴史や種類について解説いたします | 吉野川市の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

葬儀後

「お墓」を知る。歴史や種類について解説いたします

2024年08月19日

私たちの生活の中にあたりまえのように浸透しているお墓。故人や先祖を弔うため古くから存在し、とても大切にされてきました。時代の流れとともにスタイルは多様化し、供養の形もさまざまになっているものの、「お墓を建てる」という根本的な風習は昔から変わらず根付いています。では、なぜお墓が建つようになったのでしょうか?そしていつからこの慣習が生まれたのでしょうか?今回はお墓の歴史や種類について解説していきます。

お墓の歴史

日本においてお墓の歴史は古く、縄文時代にはすでに埋葬の文化があったことが確認されています。しかし、当時はまだ埋葬した故人の上にお墓を建てる文化はなく単に遺体を素掘りの穴の中に身体を曲げるようにして埋葬していたようです。

時は流れ、今から1800年ほど前の3世紀から4世紀半ばまで続く古墳時代に「古墳」が登場します。古墳というと仁徳天皇が祀られている大阪府堺市の前方後円墳が有名ですが、これらを含むすべての古墳は天皇や貴族、あるいは力のある地方豪族など、権力を持っている者のみが造営できました。その後、大和朝廷がお墓の大きさを制限する「薄葬令」を発布したことにより古墳時代は終わりを告げます。

そこから時を経て平安時代、仏教の影響によって貴族など一部の特権階級の間で火葬という埋葬方法が取り入れられるようになり、お墓がさらに小規模化していくこととなります。一般庶民がお墓を建てられるようになったのは、江戸時代の中期頃だといわれています。その理由は幕府が国民統制政策の一環としてつくった「檀家制度」です。全ての国民はどこかの寺の檀家にならなければならないという制度ができました。そのため庶民と寺との関係が深まり、少しずつお墓を建てる習慣が広まっていくこととなります。

その檀家制度も明治時代に廃止され、国民はどの宗教の管理する墓地、あるいは宗教と関係ない団体が運営する墓地にも埋葬されることが可能となります。そして大正時代に入ると土地不足を解消するため、土葬から火葬中心の埋葬方法に変わり、現代の「お墓」のスタイルが定着することとなるのです。

お墓にも法律がある

お墓にもきちんとした法律があり、人が亡くなってから火葬や納骨を行うためにはいくつかの手続きをする必要があります。例えば埋葬または火葬は死後24時間を経過したあとでなければならない(指定された感染症や妊娠七ヶ月未満の胎児の場合はこの限りではない)、火葬をする際には「火葬許可証」、埋葬の時は「埋葬許可証」、改葬の時は「改葬許可証」が必要になるなど、お墓に関しての定めは戦後の1946年に“墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)”として制定されています。この他にも細かなルールが設けられていますのでトラブルにならないよう気をつけましょう。

お墓の形態

「お墓」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、長方形の墓石に「〇〇家之墓」と彫られたものではないでしょうか。近年はお墓の形も多様化し、供養の形もさまざまになってきています。まずはどんなお墓があるのか、一般的なお墓の種類をご紹介します。

家墓(継承墓・累代墓)

家墓とは先祖代々受け継がれていくお墓です。墓石には「〇〇家之墓」や「〇〇家先祖代々之墓」と彫られていることが多く、基本的には祭祀財産を受け継いだ本家か直系一族の遺骨が納められます。

個人墓

個人墓は一人の遺骨のみを納めるお墓、つまり一代のみのお墓です。多くの場合一定の期間を定めて墓地の管理者が管理や供養をおこないます。跡継ぎの心配や管理者の心配がなく、家族とお墓のことで揉めずに済むという観点からも近年注目を浴びています。

夫婦墓

夫婦墓も個人墓と同様に継承していくことを前提としないタイプのお墓です。墓地の管理者が管理や供養を手配し、夫婦二人だけが入るお墓のことで、子どもがいない夫婦や、子どもにお墓の管理で苦労させたくないと考える夫婦が選択することの多い種類です。

お墓のかたち

次にお墓のかたちについてです。こちらは大きく分けて3種類が主になります。

和型

建っている数が圧倒的に多く一番よく知られている形です。昔ながらの伝統的な形をしており、これからも形が変わらない可能性が高く流行り廃りがないため継承墓にむいています。

洋型

種類が豊富にあり形や彫刻する文字を自由に選べます。地域によってはまだまだ珍しい形であるため年配の方などは抵抗を感じるかもしれません。事前に相談しておく必要があるでしょう。

デザイン墓

車やピアノの形を取り入れたりと、洋型よりもさらに自由にデザインできますが、複雑な形にしていくと金額が高くなりやすいので注意。そして個人的な好みが出やすいので洋型と同じく周りにはよく相談しましょう。

お墓を建てる場所

お墓は景色のいい場所や、自宅から近く気軽にお参り行けるようところに建てたいという人は多いでしょう。しかし自分の好きな場所に自由に建てることはできません。これは墓埋法により骨の埋葬は墓地以外の場所に行ってはならないと定められているからです。では墓地にはどういった場所があるのか?どこに建てればいいのか?墓地の種類と違いについて見ていきましょう。

寺院墓地

寺院墓地とはお寺の敷地内にある墓地です。基本的にはお寺の檀家のための墓地であるため、利用するにはそのお寺の檀家になることが条件としていることがほとんどです。お寺の敷地にあり、僧侶が近くにいることから供養としては一番安心できるでしょう。ただし檀家になり、寺の行事に参加したり、長くお付き合いをしていくことを負担に感じる人は慎重に考えた方がよいかもしれません。

公営墓地・霊園

公営墓地とは都道府県や市区町村などの自治体が管理や運営をしている墓地です。比較的価格が安く設定されており宗旨宗派による制限もないため人気は高め。しかしその人気の高さから取得しづらく抽選になるケースも多いようです。

民営墓地・霊園

営利を目的としない宗教団体や社団法人に経営が許可され委託を受けて民間企業が管理運営を行う墓地です。利用者目線で作られた墓地のため駐車場、休憩所など設備が充実しており、和風や洋風などニーズに合わせた様々なお墓が建てられます。

お墓を建てるための条件は厳しくないですが、公営に比べると管理料は高めに設定されています。

墓じまい、という選択

生活スタイルを多様に選べる現在では、お墓に対する価値観も多様化し、墓じまいをする人も増えています。今まではお墓にお参りし先祖を供養する方法が一般的でしたが、最近ではお墓を持たずに供養できる方法として、手元供養や散骨、ロッカータイプの納骨堂で供養する人も多くなりました。これからお墓の維持管理に不安を感じている人にとっては墓じまいも選択肢のひとつかもしれません。

まとめ

お墓の歴史は古く縄文時代に始まり、江戸時代に原型ができたということがお判りいただけたのではないでしょうか。時代によってお墓のスタイルも変わってきましたが、今後のお墓は現代の多様な価値観を反映し、さらに大きく変化していくことでしょう。しかしお墓の形がどのように変わっても故人への敬意と感謝の気持ちを大切にし、弔っていきたいものですね。

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