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徳島県の葬儀社の中には互助会制度や独自の会員制度で葬儀費用を割り引くといったサービスを設けている会社が多数あります。今回は徳島県、家族葬の花水木が提供する「こころの会」会員制度と互助会制度の違いについてご紹介します。
「こころの会」会員制度とは？
年会費、月々の掛け金は一切不要。入会金の10,000円のみで誰でも入会でき葬儀費用の割り引きが受けられます。そのうえ同居のご家族全員が対象となり入会したご本人と同様のサービスをご利用いただけます。
徳島県にも数ある葬儀社によってルールや内容は異なりますが「積み立て式ではない」ということは共通しており、無料～10,000円程度の入会金を払い受け葬儀費用を割り引くといったサービスを主としている会社がほとんどです。また付帯サービスとして提携企業、協力店で受けられる特典を用意している場合もあります。
互助会制度とは？
葬儀や結婚式などの冠婚葬祭に備えて毎月一定のお金を積み立てていくものです。会員制度としていますが厳密に言えば消費者が商品の引き渡しや役務の提供を受ける前に代金の支払いを行う「前払式特定取引」という契約にあたります。
互助会での掛け金は、おおむね60～120回払いから選び、月々1,000～5,000円ほどを積み立てていくのが一般的です。例えば一口24万円60回(5年間)で積み立てるプランを選んだ場合、毎月の掛け金は4,000円になります。さらに契約口数を二口目、三口目と増やす多口契約も可能ですが複数同時に使用しても食事、返礼品等の接待費や宗教者への謝礼に充当はできません。それぞれの互助会で用意されているプラン（契約内容）は異なりますが基本的には月賦払いだけではなく一括払いにも対応しています。
専門葬儀社による会員制度のメリット・デメリット
メリット
家族葬の花水木「こころの会」の場合、入会金は初回の10,000円のみで簡単に入会でき、葬儀セットプラン、アフターフォローすべてを会員価格にてご提供。「友引」を挟んだ場合の追加費用もいただきません。また各種協賛店にてサービス特典も受けられます。
デメリット
デメリットとしては積み立てることができないほか、退会しても入会金の返金がありません。また葬儀の割り引きを受けるためには事前に入会しておく必要があり、亡くなってから入会した場合は次回の葬儀からの適用となります。
互助会会員制度のメリット・デメリット
メリット
毎月コツコツと積み立てることにより、いざという時の多額な出費に対応できるという安心感こそが互助会の最も大きなメリットといえるでしょう。
またその積立金は葬儀だけではなく結婚式で使ったり、七五三や成人式といった通過儀礼に使ったりと幅広く利用できるのも便利な点です。
デメリット
互助会を解約すると「解約手数料」が発生します。その金額はプランによって異なりますが10％～20％程は必要で、積立期間や回数によっては掛け金の半分もしくは全く返金が無い場合もあります。
そして「積立金の保証は50%だけ」という事も大きなリスクです。経済産業省認可の互助会は倒産や破産をした時のために前受金の2分の1を保全しなければならないとされています。つまり入会している互助会が経営破綻した際にはせっかく積み立てたお金の半分しか戻ってこないということです。
まとめ
地域のつながり、社会的地位などの理由から規模の大きな葬儀を希望する方にとっては広くて豪華な施設を持つ互助会への入会も選択肢の一つかもしれません。しかし現在は家族葬というスタイルが広く浸透し、ほとんどの葬儀が小規模になっていく中で葬儀代に備える考え方も変化しています。もし自分に合った会員制度を知らず、ただ漠然と積み立てを続けているだけであれば結果として大きな費用負担になるでしょう。
家族葬の花水木では互助会からの切り替えで入会された方について差し引かれた手数料分(最大50,000円)の補填を行っています。コロナ禍によりさらに進む葬儀縮小化の流れは徳島県でも顕著にみられます。今こそ自分に合った葬儀会員制度について考えてみてはいかがでしょうか？
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