2025年08月31日
ご家族が危篤状態にあると告げられ、今、この記事をお読みいただいているかもしれません。気が動転し、深い不安の中にいらっしゃることと存じます。
「誰に、どこまで、どうやって連絡すればいいのか…」
そんな混乱した状況でも、後悔のないお別れのために、大切な方々にきちんと知らせたいとお考えのことでしょう。
ご安心ください。
私たち香川・徳島に根差した「家族葬の花水木」が、危篤の連絡をすべき範囲の目安と、いざという時に慌てないための失礼のない伝え方を、具体的に解説します。
【結論】危篤の連絡は「三親等まで」が一般的
明確な決まりはありませんが、危篤の連絡は一般的に「三親等までの親族」とされています。まずは、この範囲を目安に考えるとよいでしょう。
とはいえ、最も大切なのは「故人が最後に会いたがっている人」「ご家族が最後に会わせたい人」です。
親等にかかわらず、特に親交の深かったご友人なども含めて、誰に連絡するかを考えましょう。
親等の範囲(図解)
いざという時に慌てないよう、ご自身との関係性を確認しておきましょう。- 【一親等】:両親、配偶者、子
- 【二親等】:祖父母、兄弟姉妹、孫
- 【三親等】:曽祖父母、おじ・おば、おい・めい
連絡すべき相手の優先順位
多くの方に一度に連絡するのは大変です。以下の優先順位で連絡を進めると、落ち着いて対応できます。
- ごく近しい家族
配偶者、子、両親、同居している兄弟姉妹など、まず最初に連絡します。 - 近しい親族
別居の兄弟姉妹、祖父母、孫、おじ・おばなど、三親等までの親族です。
親族間の連絡網がある場合は、代表者の方にお願いして、そこから伝えてもらうのも一つの方法です。 - 特に親しかった友人・知人
本人が会いたがっているであろう親しい友人に連絡します。
親族への連絡が一段落してからで構いません。
【文例あり】失礼のない危篤の連絡方法
緊急事態ですので、連絡方法は「電話」が基本です。深夜・早朝であっても、ためらわずに電話をかけましょう。
もし繋がらない場合は、ショートメッセージ(SMS)などで「緊急の連絡です。
お電話ください」と一報を入れておくと丁寧です。
電話で伝えるべき5つの項目
- 自分の名前と、危篤者との続柄(例:「〇〇の長男の、太郎です」)
- 危篤になっている方の名前
- 医師からの説明内容(例:「医師から、今夜が山だと言われました」)
- 病院の名前、住所、電話番号、病室
- 面会が可能かどうか、面会時間などの情報(※病院のルールを事前に確認)
電話の文例
【親族への連絡文例】「夜分遅くに申し訳ありません。
〇〇(危篤者)の長男の太郎です。
実は、父の容態が急変し、先ほど医師から今夜が山だと告げられました。
もしよろしければ、最後に一目会っていただきたく、ご連絡いたしました。
病院は高松市内にある〇〇病院の、3階301号室です。
面会は可能とのことです。
場所の詳しい住所は、後ほどメッセージでお送りします。」
【職場(上司)への連絡文例】
「夜分遅くに申し訳ありません。
〇〇部の〇〇です。
実は、現在入院中の父の容態が急変し、病院からすぐに来るようにと連絡がありました。
大変恐縮ですが、本日はお休みをさせていただきたく、ご連絡いたしました。
明日以降のことも、状況が分かり次第、改めてご連絡いたします。」
職場には、今後の休暇取得の可能性も伝え、まずは直属の上司に連絡しましょう。
まとめ:万が一の時に備え、心の準備を。不安な時はいつでもご相談ください
ご家族が危篤という状況では、連絡ひとつを取っても心身ともに大きな負担がかかります。今回お伝えした範囲や手順はあくまで目安です。
何よりも、あなたご自身の体が一番大切です。
無理だけはなさらないでください。
そして、このような大変な状況で、万が一の時のことまで考える余裕はないかもしれません。
しかし、「もしもの時に、相談できる地元の葬儀社を知っている」という事実だけで、心の負担は大きく軽減されます。
今後の流れや費用のこと、何を準備すればいいのか、少しでも知っておくだけで、いざという時に落ち着いて故人様とのお別れに集中できます。
私たち「家族葬の花水木」は、ただ葬儀を行うだけではありません。
ご家族の不安に寄り添い、葬儀の前も、後も、しっかりとサポートする香川・徳島の葬儀社です。
危篤の連絡、万が一の時のご相談は「家族葬の花水木」へ
深夜・早朝でも、少しもご遠慮なさらないでください。私たち専門スタッフが、24時間365日いつでもご遺族の心に寄り添い、最初の第一歩から最後までを、責任をもってお手伝いいたします。
【このようなご相談だけでも、お電話ください】
- 「今、病院で亡くなったと連絡があったが、まず何をすればいい?」
- 「とりあえず、遺体の搬送だけをお願いしたい」
- 「今後の流れと、費用の概算だけ知りたい」
- 「家族葬について、何もわからないので教えてほしい」
まずは、あなたの不安な気持ちをお聞かせください。
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