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菩提寺ってなに?わからない時はどうしたらいいの? | の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

葬儀後

菩提寺ってなに?わからない時はどうしたらいいの?

2024年07月24日

人が亡くなり、仏教での葬儀をする場合にかかせないのが「菩提寺(ぼだいじ)」の存在です。菩提寺があるということは、自分の家はそのお寺に属している檀家(だんか)となっていることになります。世代をさかのぼれば、菩提寺と檀家の交流というものは、とても濃いものでありました。しかし、世代交代が進むにつれ、今では非常に薄くなっているのが現状です。なので、いざ葬儀を行う際に葬儀社に菩提寺を問われても、すぐ答えられない方も多いのではないでしょうか。

今回は「菩提寺」とはどういう存在なのか、菩提寺がないときや分からないときの対処法などを解説いたします。

菩提寺(ぼだいじ)とは

「菩提寺」とは、簡単に言うと「一族が代々先祖の菩提を弔う寺院として帰依し、墓所を定めて葬儀や法要をお願いするお寺のこと」を言います。つまり、先祖代々から付き合いのあるお寺ということです。

「菩提」とは仏教用語で「仏教のさとり」「悟りの境地に達すること」、また「悟りの知恵」を表します。また、「極楽往生して成仏する」という意味もあり、「菩提を弔う」とは「死者の冥福を祈る」ということになります。

すなわち、菩提寺というのは「亡くなった方の死後の幸福を祈って仏事を営む寺院」という存在なのです。

檀那寺(だんなでら)とは違うの?

菩提寺と同じようにお付き合いのある寺院を指す言葉として「檀那寺(だんなでら)」が挙げられます。

菩提寺と檀那寺は、先祖代々のお墓がある・葬儀や法要を依頼する寺院という意味として区別せずに用いられることも多いですが、厳密には二つの言葉の意味は異なるのです。

先述のとおり「菩提寺」とは、その寺院の宗旨に帰依して、先祖代々のお墓がある・先祖の位牌を納めている寺院を意味します。

そして「檀那寺」とは、その寺院の檀家となり、日頃から御布施などにより経済的に支えている寺院を意味します。

とすれば、先祖代々のお墓がある・先祖の位牌を納めていて、かつ檀家として日頃から御布施を行なっている寺院は「菩提寺」である一方、「檀那寺」でもあると言えるでしょう。

昔ははっきりとあった違いはあいまいとなり、今では菩提寺と檀那寺はほぼ同じ意味として使用されています。

菩提寺の役割。何をしてくれるの?

日常生活で菩提寺を意識している方はそう多くないでしょう。しかし、葬儀や法事では菩提寺にお世話になります。菩提寺の役割を知り、きちんとお付き合いをしていきましょう。

お墓に納骨できる

菩提寺は、先祖代々のお墓がある寺院です。家族が亡くなっても菩提寺のあるお墓に遺骨を納められるため、納骨先の心配はありません。また。お墓のある墓地も菩提寺が管理しています。埋葬許可書を自治体に提出するなどのお墓に遺骨を納めるための事務手続きをしてくれます。

葬儀や法要で供養してくれる

菩提寺は先祖のお墓を守ってくれるだけでなく、亡くなった故人の供養もします。家族が亡くなったときには菩提寺の僧侶に読経をお願いして故人をあの世へ送り出すのが習わしです。また、その後の四十九日法要や年忌法要や盆供養などもします。近年では葬儀社で葬儀を行なう方が多くなりましたが、菩提寺の本堂で葬儀を行なう寺院葬をお願いすることも可能ですが、寺院の規模や行事の都合などで対応していただけない場合もあります。

故人の戒名・法名・法号がいただける

「戒名」とは、仏弟子になった証として与えられる名前で、基本的に菩提寺の僧侶から授けられます。浄土真宗の「法名」や日蓮宗の「法号」も同様に菩提寺からいただきます。

戒名は比較的に自由に構成できるため、故人の俗名(生前の名前)や故人の人柄・性格・趣味などを考慮してつけることも可能です。

弔事・仏事などの相談ができる

菩提寺の僧侶は、仏教に精通しているだけでなく、弔事・仏事の専門家でもあるので家族が亡くなった時に連絡して葬儀の相談をしたり、のちの四十九日法要・年忌法要・盆供養・お墓への納骨・仏壇の購入時の魂入れなどのさまざまなことを相談して依頼できます。

菩提寺がわからない!

「家族が亡くなってしまって、急に菩提寺といわれても分からない」「菩提寺がないと思っていたのに実はあった」などということはよくあります。急な葬儀でも落ち着いて対処しましょう。

まずは、親族に聞いてみることです。特に高齢の方はご存知の場合が多いです。聞けるような親族がいない場合やどうしても分からない場合は、亡くなった故人の地元近くの寺院に問い合わせる方法もあります。地元を中心として、そこに存在する寺院に故人の名前を告げることで確認が取りやすくなります。寺院の数が多ければ総当たりになる場合もありますが、地道に問い合わせを行なえば菩提寺が見つけられる可能性があります。とはいえ限られた時間の中では至難の業。もしもの時に備えて事前に調べたり、家族や親戚の方に聞いておくことが大切ですね。

菩提寺がない場合は?

「どうしても菩提寺が分からない」「そもそも菩提寺がなかった」という時は葬儀社へ相談しましょう。すべての葬儀社がそうではありませんが、多くは菩提寺のない方にご紹介できるお寺を知っています。

もちろん、花水木でもご紹介できますのでお困りの際にはご相談ください。

葬儀社から紹介を受けた寺院や僧侶には葬儀や初七日などの読経をお願いし、宗派により戒名・法名・法号を授けていただきます。また四十九日法要や年忌法要などのその後の供養をお願いすることも可能です。

しかし万が一、葬儀が終わった後に菩提寺が分かった場合には、速やかに菩提寺に連絡をして事情を説明しお詫びをしてください。戒名・法名・法号は菩提寺の僧侶から授かるのが原則なので、他の寺院の僧侶から授かった場合は、菩提寺のお墓に遺骨を納骨できないなど、後々のトラブルに繋がるため、やはり事前に菩提寺の有無や連絡先をしっかりと確認しておくのが大切です。

まとめ

菩提寺とは、先祖代々のお墓がある寺院のことをいいます。先祖や親の代では菩提寺と付き合いがあったけれど、子供や若い世代になると菩提寺との付き合いがなくなってしまい、いざ葬儀や法事を行なう際に「菩提寺が分からない」「菩提寺がない」「ないと思っていたけど、実はあった」というケースが増えています。

よく確認せずに「菩提寺はない」と思い込んでしまうと、後々大きなトラブルにつながってしまう可能性がありますので、事前に菩提寺の有無や名前・連絡先を確実に調べておきましょう。

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