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仏壇用座布団と普通の座布団の違い | の葬儀・家族葬なら家族葬の花水木

葬儀後

仏壇用座布団と普通の座布団の違い

2023年07月31日

日本人にとって敷物といえば座布団と思いつく人が多いと思います。では、その座布団にも用途や種類があることはご存知ですか?
日常使いやお客様用に分けられている人もいると思いますが、仏壇にも専用の座布団があるのはご存知でしょうか?今回は、仏壇用の座布団の選び方や必要性について解説していきます。

仏壇用座布団と普通の座布団の違い

仏壇用座布団は「御前座布団(おまえざぶとん)」「導師座布団」「仏壇座布団」などいくつか呼び名がありますがどれも同じです。
普通の座布団と仏壇用座布団の大きな違いは大きさ、中綿の厚さになります。
普通の座布団は横55センチ×縦59センチのサイズになります。
仏壇用座布団は横60センチ×縦70センチが一般的で普通の座布団より大きめのサイズになります。
僧侶は和装で袈裟をお召しになっているため、正座をした時に足がはみ出さないように奥行きが長く作られています。また、中綿も長時間の正座でも疲れないように厚いものになります。法要や法事で僧侶が読経する時間は長く、長時間座ることになるためです。圧縮されたものと、そのまま詰められているものがあり固さや見た目が違うので、好みのものを選んでもよいでしょう。

仏壇用座布団の種類やデザイン 色の違い

仏壇用座布団の種類には金襴(きんらん)や紫、朱色が多く、デザインは鳳凰や牡丹、龍、菊などがあしらわれた柄がよく用いられています。たくさんのデザインがある中で迷った場合は唐草模様を選ばれるのがよいでしょう。
唐草模様は古くから仏教の世界で使われている無難なデザインです。宗派によって仏壇用座布団の決まりはありません。宗派で選ばれる場合は、浄土宗、天台宗、浄土真宗は華やかで明るいデザイン、曹洞宗や臨済宗では落ち着いた淡いデザインを選ばれる傾向があります。

仏壇用座布団の置き方

仏壇用座布団にデザインや色など厳格な決まりはありません。しかし、お仏壇内の仏具を置く位置が決められているように、仏壇用座布団にも正しい置き方があります。
実は、どの座布団にも前後があります。
普段使われる座布団の場合は、向きを気にすることはありませんが、仏壇用座布団は前後を確認して置くのが礼儀になります。仏壇用座布団は一般的な座布団と同じように、一枚の布をU字に折り、三か所を縫い合わせて作られますので、一か所だけ袋状になっており、縫い目がない箇所があります。この縫い目のない箇所が仏壇の正面にくるように置くのが礼儀になります。
また、前後の向きがあるように、表と裏もあります。房が出ている方が表面になり、結び目がある方が裏になります。房の形は箒(ほうき)に似ているので、邪気を払うという意味があります。仏壇用座布団は表裏、前後の確認をして準備するようにしましょう。

仏壇用座布団に座る手順と立つ手順

仏壇用座布団を使用する時にも作法があります。所作を丁寧にすることにより周りの方への心遣いになります。

着座の手順

①自身の席から仏壇用座布団の近くへ移動し周りの方の方に向いて一礼をします。
②仏壇用座布団の斜め下座側に立ちます。
③両膝を仏壇用座布団の上にのせます。
④両手をグーの形にして床につき、片膝ずつ中央に進みます。
⑤正面を向きます。

立礼の手順

①膝をついたまま、斜め下座につま先を立てて座ります。
②下座から足を引いて片膝ずつ仏壇用座布団をおります。
③仏壇用座布団の下座に座り、正面を向き一礼をします。
④周りの方の方を向き一礼をします。
⑤その場で立ち、元の席へ戻ります。

お寺様がお見えになっても、すぐに仏壇の前に座られることはありません。ご読経に入る前に接待(お茶などを出す)をする時間がありますので、仏壇の左右どちらかの上座に別の座布団を準備する必要があります。

座布団に関するマナー

日本古来からある座布団には使用する時に様々な作法があります。周りの方に不快な思いをさせないように注意しましょう。
座布団を置かれている位置から動かさない。座る位置がずれていたとしても、準備していただいている方からのおもてなしですので、動かさないのがマナーです。座布団の上に立つことはマナー違反になります。座る時には座布団の下座から膝を置き、中央まで進みます。立つときは膝をずらして下座に降り、立ち上がります。

まとめ

仏具には様々な決まりごとが多くあります。仏壇用座布団も仏具に含まれますが、宗派による決まりもなく、自由に故人の好みで選ぶことができます。向きや表裏などの置き方に気を付け、使用後はクリーニングに出すか、平面に天日干しをしたり、色落ちしやすい色のものは陰干しをします。使用後のお手入れは必ず行いましょう。
また、お寺様が来られて御読経をあげていただく時には、シミや汚れがないように清潔な状態でお迎えされ、向きや表裏を確認して準備しましょう。

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