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お役立ち葬儀コラム

無宗教葬とは?葬儀内容や費用について

2021年12月6日 無宗教葬

日本では仏式での葬儀が主流です。若い世代でお寺との付き合いなどは減ってきているものの、葬儀の際は仏式を希望する人が多くいます。しかし近年、故人の遺志や家族・親族の意向で無宗教葬を考えている人も増えてきました。
とはいえ、無宗教葬という言葉は知っていても、実際無宗教葬はどのようなものか、一般的な葬儀との違いは何か、あまり知られていません。ここでは無宗教葬の葬儀内容や費用について解説していきます。

無宗教葬とは?

無宗教葬とは、宗教的な儀式の枠組みにとらわれない葬儀のことをいい、自由葬とも呼ばれています。
日本では古くから生活の中でお寺との接点も多く、葬儀も仏式が主流でした。しかし現在ではお寺に関わるのは家族や親族の葬儀の際が初めてというような人も少なくありません。また、終活といわれる自身の最後や葬儀について考える人も増えてきました。
宗教者を招かず宗教的な儀式が省かれるため、無宗教葬は故人の遺志や家族の希望を形にできる葬儀ともいえます。読経、焼香、などが行われない代わりに、故人が好んでいた音楽を流したり、思い出の映像を上映したり、告別式の後や告別式の代わりにお別れ会を行うこともあり、自由にお別れの内容を決めることができます。
しかし、無宗教葬が増えてきたとはいえ、親族の中には抵抗を感じる人もいるでしょう。また、もともと菩提寺がある場合は、今後のお寺との関係や納骨にも影響が出てきます。ですので、事前に家族や親族で相談しておく必要があります。

無宗教の葬儀内容

無宗教葬には決まった形式はありません
(一例)
●参列者入場
●開式の辞
●黙祷(読経の代わりに全員で黙祷を捧げます)
●献奏(故人の好きだった音楽を流したり、生演奏を行います)
●弔電の紹介
●感謝の言葉(遺族による故人の思い出のエピソードや参列者への感謝の言葉を述べます)
●献花
●お別れ
●閉式の辞
●出棺
●会食

上記は一例ですが、献奏の代わりに故人の思い出の映像や写真を流すスライド上映をしたり、参列者全員で写真撮影をする場合もあります。
無宗教葬は自由に内容を決められますが、葬儀の基本的な流れはあまり変わりません。しかし流す音楽や映像を始め、生演奏をする場合はその手配、故人の好きなもので会場を飾りつける場合はその手配など、あらかじめ準備や相談をしておく必要があります。
故人の遺志と家族の希望を形にできるように家族、親族で相談しておきましょう。

無宗教葬の香典

無宗教葬でも香典は用意する必要があります。
香典辞退の場合は持参しなくてもかまいませんが、通常は一般的な不祝儀袋や白い無地封筒に包んで持参しましょう。水引は必要ありません。表書きは「御霊前」「御花料」「御香典」などが好ましいでしょう。名前はフルネームで薄墨を使用しましょう。

無宗教葬の費用相場

無宗教葬の費用は、葬儀の内容が人によって異なるため決まった相場はありません。
宗教者を招かないため、御布施等の費用は必要ありません。しかし無宗教葬だから葬儀代自体が安くなるというわけではありません。手配する葬儀内容によっては、当然費用が上がります。しかし、工夫次第で費用を抑えることができるのが無宗教葬なのです。

無宗教葬を行う際の注意点

●位牌・仏壇・仏具はどうするのか?
無宗教葬において、四十九日や一周忌のような法要は特にありませんが、葬儀後自宅で供養していきたいとお考えの人も多くいます。
位牌を作る場合は戒名ではなく俗名で作ります。仏壇は家具に溶け込むようなデザイン性のある卓上型のモダン仏壇が増えてきました。他にも仏壇を置かずに、仏具と写真と分骨壺を置く手元供養というものもあります。特に決まりはありませんので、それぞれに合ったものを揃えるとよいでしょう。
●服装について 「平服」などの指定がある場合・指定がない場合
参列する際の服装について、無宗教葬の場合も喪服が一般的です。男性は黒のスーツを着用し、ネクタイやベルトなども黒で統一します。女性も黒のスーツやワンピースを着用し、ストッキングやバッグも黒で統一します。「平服」などの指定がある場合はダークスーツや暗めの落ち着いた色のワンピースなど着用しましょう。
●焼香ではなく献花が一般的
無宗教葬の場合焼香ではなく献花が一般的です。
焼香と同様、喪主・遺族・親族・会葬者の順に行います。献花で使われる花は白いカーネーションが主流ですが、白い百合や菊、または故人が好きだった花を用いる場合もあります。
(献花の流れ)
遺族に一礼
スタッフから献花用の花を受け取る(花が右手、根元が左手になるように)
献花台前で 一礼
花を時計回りに回して根元が祭壇の方に向くように持ち替える
献花台に置く
再度一礼し黙祷
遺族に一礼

最近では花以外にも、故人の趣味や好みにまつわるもの(野球ボール、ゴルフボールなど)を献じる場合もあります。また、無宗教葬でも焼香をする場合もあります。故人がどのような人だったか何を好んでいたか、故人を思いながら選んでみてはいかがでしょう。

まとめ

無宗教葬は宗教者を招かず宗教的な儀式が省かれるため、故人の遺志や家族の希望を形にできる葬儀ともいえます。しかし、菩提寺がある場合、今後のお寺との関係や納骨に影響がでる可能性があること、また無宗教葬に抵抗がある親族がいる可能性から、無宗教葬とはどんなものなのかを知って、家族・親族で相談するようにしましょう。

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